なにーーーー!!!!!!
深夜2時、某コラムサイトを何気なく読んでいて初めて知った。
鹿野さんがロッキング・オン社を退社?
ロッキング・オン社のサイトへ飛んで、急いで調べてみる。
http://www.rock-net.jp/japan/diary/040322.html
ホントだ、2004年の5月号で辞めている…。
知らない人もたくさんいると思いますが、鹿野淳 氏は
日本一濃いロック情報が詰まった音楽雑誌「ROCKIN'ON JAPAN」
の編集長だった人です。(ここ4年間の編集長)
その前に「BUZZ」の編集長、「ロッキング・オン」の編集者、
あと長い間「JAPAN」で編集者をされてました。
音楽業界、ロック好きの人達の中では超有名なお人なんです。
「BUZZ LIVE」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」を企画されたのもこの人。
昔、伝説のユニット「SPIRAL LIFE」と仲良しで、
もの凄くスパイラルを愛した人で、スパイラル読本「SPEAK EASY」を
編集されたのもこの人なんですー!!
そして、業界内のPCでは「しかの」と打てば「食獣(しょくじゅう)」と
変換できるくらい「食獣」は有名な通り名で…(大ウソ)
ひょろーっとした体の割に、ほっぺが赤い童顔の割に、
すんげー大食漢だったというのは本当です。
彼の持ってたコーナー『食獣日記』を読んだことのある方なら思い出すのでは!?
食べ物への愛着とこだわりを、なぜか音楽雑誌で切々と語るというコーナーは秀逸で、
私のバイブルでもありました。中には、「食獣対決!」なんてコーナーもあって、
若き日の瀧(電気グルーヴ)と鹿野さんが、マクドナルドの80円バーガーを
制限時間内にどちらが多く食べられるかの勝負や、スパイラルの石田さんとはラーメン対決、
車谷さんとはざる蕎麦対決、なんて名勝負がたびたび繰り広げられたのでした。
(ちなみに石田さんが負け、なんと車谷さんが勝利し業界内にFAXで勝利宣言を流したという逸話が:笑)
あぁ、断線してしまった。
えーっと、鹿野さんがロッキング・オン社14年勤務だとすると、
私はその半分の7年間位は、「JAPAN」「BUZZ」「ROCKIN'ON」を買い続け、
鹿野さんの記事を読み続けた読者なのです。
個性豊かなロッキング・オン社の面々で、好きだった編集者の筆頭だったんです。
鹿野淳さん、兵庫慎司さん、山崎洋一郎さん、井上貴子さん、神谷弘一さん、など
たくさん好きな編集者さんがいて、その中でも特異な存在の鹿野さん。
破天荒な行動・企画を立ち上げながらも、音楽・アーティストへの愛情が
ヒシヒシと感じられる彼の文章が大好きでした。
その頃 私は「ロッキング・オン社」自体に浸透し、思い入れがあったので、
オールナイトイベントの「BUZZ LIVE」に行ったり、履歴書送ったりしてました。
(もちろん書類選考で落ちました:笑)
ただ「JAPAN」の編集長が山崎さんから鹿野さんに変わった後、
雑誌の大判化、月2回発行、アーティストの選び方、あと色、
あんなに憧れた鹿野さんが編集長の雑誌なのに、新生JAPANカラーが私には
合わず、約6年間は継続して買っていた「JAPAN」購入を辞めました。
その後は「ROCKIN'ON」1本。最近なんて環境の変化から、それさえ買えなかったり…。
そんな折りに聞いた「鹿野さん退社(済)」ニュースは衝撃でした。
衝撃過ぎて、いま何を書きたかったかわからないくらいにビックリしてます(苦笑)
私の青春時代の代名詞ともいえる「ROCKIN'ON JAPAN」= 鹿野淳 の図式はもうありません。
みんな変わっていくんですねー。
“編集長”なんてエライ肩書きを捨てて。失敗したわけでもなかろうに。
もったいないなぁと思う反面、なんとなくわかるような気もします。
で、つぎは何を始められるんでしょうかね? 注目しなきゃ!
※書き忘れました。現在の「JAPAN」編集長:古河晋さん、副編集長:宇野維正さん
だそうです。わー同年代だぁ 頑張って欲しいです。というか「JAPAN」買ってみます。
あーまとまらない長文をダラダラ書いてしまった。だから落ちちゃうんだよ(爆)
自虐的なオチを付けて終了しよう。 …と思ったら↓
あー! 其田さんも辞めてるー!(泣)
(グレイプバインやJPOPを担当していた 其田尚也さん)
【お詫び】あまりに長くなったので小文字にしました。
参照:「Musicman-NET」
鹿野淳さん早わかりインタビュー(笑)