10/18 リリースされたエリオット・スミスの遺作
「From A Basement On The Hill」を聞いています。
発売後すぐに購入したが、今まで聞けなかった作品。
だって遺作って言われちゃね、大好きだったアーティスト
エリオット・スミスが自殺だか、他殺だかはっきりわからない
亡くなり方をしたのは衝撃だったし。
亡くなる直前までレコーディングしていた音源を聞く気分に
なれなかったので、放置してました。
本日は晴れのちくもり、明るくも暗くもある今日
ふと手にとって聞いてみた。
悲しくなるのかな?と想像していたけど、
そこで鳴っている音楽は意外にも力強くて、
過去のどの作品よりも明るい印象を受けた。
彼の死後、エリオットの友人や家族が、
完成していなかった部分を補って発売までこぎ着けた作品だから
そういう意味では、エリオットスミス100%ではないのだけど、
それでもこれは、救いのある音をしていて、光の見える作品に
仕上がっている。
このアルバム、結構キラキラしてないか?
終わりよければ全て良し なんて言うけど、
長くも短くもある人生、終わりだけで全てが決まるわけでは
ないだろうし、絶対過程も大切だと思う。
“どう終えるか”も大切だけど“どう生きるか”ってのはもっと大事で。
そういう意味では、エリオットさん頑張って生きてたんだなぁと
しみじみ感じたアルバムでした。
なーんだ、エリオ頑張ってたんじゃん!
(勝手に親しみを込めて言わせてもらうならこんな感じ:笑)
遺作を聞いて微笑むのもどうかと思うが、
「カッコイイじゃないか!」と不敵な笑みを浮かべてみた。