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追悼

吸血鬼、十字架、ゴシックな世界

手軽さ・読みやすさより、読み応えを求めるようになったせいか
20代になってあまり読まなくなったライトノベル。
その中で、あらすじに惹かれて購入し「おもしろい!」と思えた作品が
吉田直 著「トリニティ・ブラッド」でした。
テンポのよい作風、明暗のある世界、キャラクターの活きの良さ、
あと、表紙カバー裏の気の抜けた作者コメントがとても
お気に入りでした。

全巻購入・読破後、定期的に発売される続巻を
いつも楽しみにしていたのですが、最近書店に行っても
全然新刊が出ないなーなんて思ってたんです。
私が好きな漫画家・作家さんの作品はなかなか出ないのが常なので…。

先程 角川の新刊案内ページを見て知りました。
作家の吉田直(よしだすなお)さんは、2004年7月15日
ご病気のためお亡くなりになられたそうです。享年34歳。
(肺梗塞)

知らなかった。ふつうに新刊待ってましたよ…。
MACの前で「ウソー!!?」と叫んだほど、驚きました。
ショックです。
私にとって、好きな作家さんやミュージシャンの訃報というのは、
…とても衝撃が大きく リアルな喪失感を感じるのです。
そうか、本当なんですね。

非常に遅くなりましたが、吉田直氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


なお、最新刊「トリニティ・ブラッド Rage Against the Moons VI アポカリプス・ナウ」は
12月28日発売だそうです。 これ読んでまた全巻読み返しますね!


Last Update : 2004/12/09