「JAPAN」4月号を購入。
SUPERCAR解散について
メンバーそれぞれのインタビュー記事を読みました。
やるせなくなりました…。
うん、わかるんだよ。
ナカコーの気持ちも分からなくはないんだけれど、
潔すぎるというのか、ファンから見て切ないほど
SUPERCARというバンドへの執着心のない様子に
「あぁ…。」という溜息しか出なかった。
記事を読んでてドキドキからハラハラ、
そのうち凍てつくような呆然とした気持ちに。
“これが解散なんだ” それが現実。
バンドが結果的に出した答えだから、どのメンバーに付くとか
そういうのはないけれど、それでも「続けられるものなら続けたかった」と
もらした淳治君の気持ちに今は一番共感してしまう。
SUPERCARというバンドに抱くイメージで、JAPANの山崎さんは
彼らのことを「白のイメージ」だと書いていたけど、私は
同じ白でも、もっともっと白というか、光のイメージで見ていました。
それは、曲が持つパワーやスピード感に光の洪水のようなものを感じたからです。
ときに冷たく、ときに暖かい光のイメージ。
「解散発表」それとJAPANのインタビューを読んで、
SUPERCARという存在は星に似ているような気がした。とくに「恒星」。
【wikipedia 調べ】
恒星というのは、水素やヘリウムの核融合エネルギーにより自ら輝く天体であり、
その内部では核融合による光子などの放射と熱膨張による拡張する力と、原子同士の引力の収縮力が
バランスをとっている存在。このバランスが崩れると恒星は不安定期を迎え、天体としての寿命を終える。
んぅ、難しい。自分なりに解釈すると。
水素やヘリウムというガスの集合体が、収縮と膨張を繰り返し、
自ら光を放つ存在となる。
しかしその寿命が来ると、太陽くらい大きな恒星は膨張に膨張を重ね
最期には大爆発を起こして全部散って行ってしまう…。
収縮というのはおかしいかもしれないけど、なんかちょっと似てませんか?
膨張しつづけ、変幻自在な音楽性で強力なパワーを生み出したスーパーカー。
インタビューにもあった“奇跡のバランス”をとりつつも
光り輝き見るものを惹きつけた彼ら。
でも、寿命が来てしまった。そんな感じ?
大爆発が起こって光が散っていく様子をただ見守るしかないの。
本人達にも止められない流れはどうしようもないでしょ。
でも、残念です。ホント残念です。
できることなら最後の瞬間は近くで見たいのですが、新木場じゃ…。(号泣)