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私設FC


以前、しごとの休憩中に立ち寄った古本屋の100円コーナーの一角で、
ズラリと並んだ長編小説の文庫本と遭遇。

あまりの長さに驚き、冗談半分で1巻を購入した私。

その小説、ヒロイック・ファンタジー小説「グイン・サーガ」
(現在正伝106巻 外伝20巻 発売中)


実は、まだ読んでます。あはははは(笑)
おもしろいんだよこれが。

100巻以上も続くんだから、考えてみりゃ当たり前なんだけど、
細部までよく出来た話なんですよ。
書かれた時代からして、その後のあのマンガや小説に確実に
影響を与えているであろうことがわかるから、なおのことおもしろい。
「蝕」って「会」だったのね。(←わかる人にしかわからないつぶやき)

しかも挿絵を描いているイラストレーターさんが、
加藤直之、天野喜孝、末弥純、丹野忍 の順に担当されていて豪華!
わたしが大好きな先生方ばかりという。

最近は通勤の電車内で読むのが日課になっております。
2日で1冊のペースで読んでるから、順調にいっても全巻読破するのに
半年くらいかかるね。なげー(笑)

そうそう、私は「あとがき」とか全部読むほうなんですが、
グインサーガのあとがきを読んでると、時々私設FC(ファンクラブ)
という単語が出てくるですよ。

初期作品の発売された昭和50年代後半には、インターネットもHPも
なかったはず!
それでも熱狂的な読者、ファンがそれぞれの地域で個人的に
作品のファンクラブを創設して、雑誌やイベントで会員を募り、
個人誌や会報なんかを発行していたんでしょうね。

私はそういうのやったことはありませんが、むかーし、
GBやPATI PATI、ロッキンオンジャパンなどの音楽雑誌の
読者のページで、アーティストの私設ファンクラブ、ミニコミ会員の
募集記事をよく見かけたなぁーと、なつかしい気持ちになりました。


もしいま、インターネットがこれほどまでに、世界に普及していなかったとしたら
きっと私は、どこかでL⇔Rの私設ファンククラブか、音楽系ミニコミ
なんか発行してたような気がします。
(フリーペーパーを作ろうとしていた時期はあったんですよ。:笑)

うーん、そのうち気が向いたら紙モノも作ってみようかな?なんてね♪


Last Update : 2006/04/10