先日、久しぶりに夜行バスに乗りました。
私は慣れないところでは全く眠れない性質なので、
ほぼ徹夜でバスに揺られるわけです。
それでも、疲労のため 時々うとうととするのだけれど、
後方から聞こえてきた「すごいで、おとうちゃん!」という声で
目が覚めた。誰かに話しかけるような口調だった。しかし…、
バスに乗車するとき夫婦の姿も見えなかったし、後方にいるのは
おそらく中年女性だったはずなので、声のトーンからしても
寝言だったのだろう。
いったい彼女は夢の中で何を見て、旦那さんに報告したのだろうか?
とても気になった瞬間だった。
消灯後、静かな空間だったので、笑うに笑えずひとりニヤニヤしてしまったが、
暗いので誰にも気付かれなかっただろう。
そういえば、
今回、満席でもないのに隣にはおじさんが座っていてショックを受けた。
(高速バス内って、混んでないときは普通、男女 少し席を離したりするものなのにね
私の分類は、おっさんだったのだろうか…大きく否定もしないけど:涙)
そのお隣さんは、乗り込んで一番にビールらしきものを飲んで、時折いびきを
かきながら熟睡しておられました。どれだけ揺れても起きないもんだね。
ほかにも、安らかに眠る人、それなりに眠るものの わずかな振動で
目が覚める眠りの浅い人、暇に絶えかねて、音楽を聞いている眠れない人(私もおなじ)
など、いろんな人がいた。
普段、家族や近しい人以外の、睡眠後の状態を知れる環境って
滅多にないので、おもしろい経験でした。
なお、今回は、寝言といびきと寝息と(多分)歯軋りのサンプルを試聴。
さらに余談:
時折聞こえた“キュッ キュッ キュッ キュッ!”って音はなんだったのかな?
窓を拭くワイパーの音かな? 歯軋りって説もあるし、うーん。
その音の印象から、小さい子供が履く 歩くと音がでる靴を思い出した。
キュッキュッ!って鳴る靴。
時代は変わっても、あの靴をファッションとして取り入れて大流行!
どこを見ても キュッキュッ とかかとを鳴らして歩く高校生やセレブ達
…なんて世界はまだない来ないようだね。(妄想笑)