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華麗なるパフォーマンス

録画しておいた「僕らの音楽」を見た。
メインでの出演は、スガシカオさんとミッチー(及川光博さん)。

2人のトークも面白かったんだけど、なにより目を引いたのは、
2人のセッションした「午後のパレード」。
これは、かなり衝撃的でした。

ミッチーのステップが軽いのなんの!(笑)
あのダンスのキレにはびっくりしました。
もう釘付けです。

ステップのほかにも、軽やかな半ターンや、
モンキーダンス(?)など、繰り出す振付が楽しげで、
なんでその振付?てな感じのコントめいたフリを
恥ずかしげもなくやりきっちゃう姿に感服するのでした。

すべてがキラキラと華やかで、見てるだけで楽しくて、
自分の体までウズウズと動き出してしまうのです。

居間のテレビをおこたに入りながら見てたのですが、
気付けば座ったままリズムをとりながら小躍りしてました。(笑)
モンキーダンス的なフリをマネする傍らで、母がうつらうつら
お昼寝してたという。

いやはや、すっかり魅了されちゃいました。
歌唱自体は、やや控えめな印象だったけれど、
あのダンスがあれば、OKです。

ミッチーは、プロのパフォーマーだなぁと感心しました。
ああいう、見せる演技というのか、振り切った自分演出は、
意外と出来てる人少ないんですよねー。いやぁ、ステキでした。


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はい、ちょっと話がズレますが、
ライブやコンサートに行って、どんなに完成度の高いステージを見ても、
盛り上がっていても、私は性格的にW恥ずかしい”という殻が脱げません。
ここでは、好き勝手書いてますが、非常に恥ずかしがりやなんです。

なので、ライブでよく見る みんなでやるようなお決まりの振付は、
よほど自分が盛り上がらない限りやりません。
というか、できません。
(例:ミスチルのinnocent worldにおける手を振るフリとかね。)
参加したほうが楽しいのはわかっていても、理性が邪魔をするのです。

これまでに、たくさんのライブやイベントを見に行っていますが、
実際、そういう理性を振り切った経験は、数えるほどしかありません。
(それか、ライブでこの1曲の時だけとかならある。)

その少ない経験を思い返すと、たいていライブの完成度はもちろんのこと、
出演するアーティストが、パフォーマータイプの時が多いような気がします。

もちろんアーティスト=パフォーマー なんですが、
この場合は、自己演出がうまい人のことをいいます。
会場を盛り上げるために、まずは自分が盛り上がることが出来る人。
自分の見せ方をこころえてる人なんかが、私の言うパフォーマーです。

自分が恥ずかしいからやらない、できないって気持ちを
忘れさせてくれる人のライブを見ると、いつもはかたくなな
心のリミッターが吹き飛びますよね。あはは(笑)

こっちが恥ずかしいと考える前に、ステージ上で、自らもっと恥ずかしいことを
進んでやってくれる人がいると、案外簡単に理性というものは外れるものです。
だって、私より恥ずかしいことをやってくれているわけですから。
振付じゃなくても、くだけたMCや、掛け合いなんてものも効果的ですよね。

いかに観客を引き寄せてくれるか、自分の世界に引き込んでくれるか、
自分の現実、理性を壊してくれるか…、
それをうまく出来る人のためには、遠征だってしちゃうわけです。

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ちなみに、わたしの頭の回路を完全にオフにさせたアーティストは、やはり。
L⇔R、Mr.Children、BECK、Pre-school、岡村靖幸、RADIOHEAD、
Thee michelle gun elephant とかそんな感じかな。
特に強烈に壊れた記憶があるものを上げてます。
あと、最近だとカウントダウンイベントの吉井和哉さん。

L⇔R ライブでのコール&レスポンスとか楽しくって、
気付いたらかなり全般的にフリもしてましたねぇ。ドアノックのフリとか大好きだった。

Mr.Children 好きな楽曲のときは時々とびます。(でも最近フリはしない)

BECKちゃんの1人遊び、ふざけたロボットダンスを見てたら、自分も壊れました。

Pre-school とにかく激しいし、煽られまくるからキレなきゃ付いてけなかった。
水かけられても楽しいんだからおかしくなってるよね。(笑)

岡村靖幸 そもそも言動が、ダンスが、歌詞が、演出が すべてが異世界なので。

RADIOHEAD 「Idioteque」のトムダンスにやられました。

Thee michelle gun elephant カッコイイから、こぶし上げちゃいますもんね。

吉井和哉 ふわっふわの金髪 ラメラメ衣装で登場した上に、
ビシバシ決めポーズとられりゃ、理性なんてとびますよ。おまけにLove Love Showでしたし。

今日は長いねー、祝日バージョンの無駄話でした。
最後まで読んだ人いるのかしら?(笑)


Last Update : 2007/02/12