普段はあまり見ない日本テレビ系音楽番組「Music Lover」。
今回は、Mr.Childrenの名前があったので見てみました。
01.Tomorrow never knows
02.フェイク
03.彩り
04.しるし
アンコール:
Tomorrow never knows
(お客さんのコーラス中心で。)
200人の招待客+絢香さん、志田未来さんの前で熱唱しておられました。
4曲でも十分ライブだよね。
1曲目に「Tomorrow never knows」て、すごいな。いいな。
かなりアレンジして歌ってたけど、それでも懐かしさで
クラクラしてしまいました。
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それにしても、桜井さんの書く歌詞を聞いていると、
意識下の奥深く、いろんな記憶や感情が連想ゲームのように
引きずり出されるような感覚におちいることがあります。
ほかのアーティストの曲でも似たようなことはありますが、
それはどっちかいうと、曲全体のテーマとリンクする記憶であったり
するのですが、ミスチルの場合、特に歌詞にその力を感じるのです。
桜井さんの書く歌詞の内容・つかう単語は、なんていうのか…、
非常にリアルなものが多くて、情景、しぐさ、会話の一部を
切り取って言葉にするのもうまいんだけど、それ以外にも
ふだん言葉にはしないけれども、日常生活の中でなにげなく
考えているような、頭の中だけに存在することばを並べてくれるので、
あぁ、そういうのあるよねーと、とても共感できます。
「僕のした単純作業が この世界を回り回って」 (彩り)
「左脳に書いた手紙 ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる
心の声は君に届くのかな?」 (しるし)
とかね。
あと、人間の性(さが)てきなことを歌われると、
そうだよね、オレたちそういう生き物だよねーって感じで。(笑)
でも、そういうリアルな言葉というのは、
使い方によっては、説教くさ過ぎたり、露骨になり過ぎたり
してしまいがちだけど、桜井さんはそういう言葉選びがうまいんですよね。
センスがいい!
たまに「ん?」て言葉が入ったりしても、曲と表現力で、
「なるほど!」てなところまで持って行くのがすごいと思います。
以前、友人と話してたのですが、「しるし」の
ダーリンダーリン て歌詞も字だけ見てたら アリなのかナシなのか
微妙な気もするけど、いざ曲で聞くと 全然浮いてなくて、
感動すら覚える名曲になっているという。さすがです。
あれ?何が言いたかったかというと、
曲といい、歌詞といい、うまいなぁと。
ミスチル やっぱ凄いわと感心したと言いたかったのでした。
(もちろん、L⇔Rもすごいアーティストですよー。ファンですもの。)