下記は、Mr.Children「HOME」を聞いて、聞きながら書いた1口感想です。
先入観なくアルバムを聞きたい方は、読まない方がいいですよ。
1回しか聞いてない状態で、相当いい加減なこと書いてます。
-- Mr.Children「HOME」を聞きながら------
アルバム全体:
歌い方も曲調も、初期に近いような気がする。
もちろん、とてもうまくなってるんだけど、力んでないというか、
邪心のない歌い方というのか、澄んだ歌声。=無邪気さ全開!
でも、よく歌詞を聞くとちゃんと汚れてて(笑)
大人目線で書かれてるという。
いろんなアルバムを作って、1周回って到達したら、
結構最初にいた場所に似てるんだけど、昔とは、見え方が違うねー。って感じの。
(いろいろ経験した上での)大人の無邪気さが見えるサウンド。
これは、ライブツアーが恐ろしいです。
きっと楽しい、楽しすぎてメロメロになるような気がします。危険だわ。
01:「叫び 祈り」
これから、どんな重いのがやってくるのかと身構えるようなイントロダクション。
02:「Wake me up!」
初期っぽい!リズム隊のグルーヴとホーンの合わさった感じが爽快。
はしゃぎまわってるような。
AP BANK FES の時のような楽しい雰囲気を盛り込んだ曲。
03:「彩り」
歌詞がいい。曲がいい。
アルバム「HOME」の核はこの曲なのかな。
04:「箒星」
シングル版よりキラキラ度がアップしている!
笑顔で歌っているのが伝わってきそうなほど楽しいアレンジに。
05:「Another Story」
いい曲です。歌詞も良くて、とくに男性はハマる歌じゃないかな。
男心がこれでもかというほど盛り込まれております。
「君にしてみれば」とか「なんだかんだ言って」って言葉が非常にリアル。
06:「PIANO MAN」
歌詞がなまなましい!(笑)
ジャズ調だから、聞いてると内容より曲に気がいくけど、
歌詞だけ読むと、結構いろいろぼやいてます。
♪転んだら 這いつくばったって進もう
立ちすくんでいようが 歩いていようが 時計の針は進むぞ
って歌詞がスパルタチックで好きです。もっともだと。
07:「もっと」
ファルセットが…とてもいいです。うっとりします。
切なくなる曲。
08:「やわらかい風」
タイトル通り やさしい歌。
やわらかい風は、春風?
そんな季節のおもいでを振り返る瞬間を歌ったうたなのかな。
09:「フェイク」
凄い!ここでフェイクか!
「やわらかい風」のすぐ後だから曲調、歌詞の対比がより際立って、
捉え方によっちゃ、今までの温和な空気なんて所詮「フェイク」
にせものなんだよ。とも考えられる作り。ワザとか?だろうな、なら
やっぱり食えない大人です。(笑)でも、この毒の部分も大好き。
それにしてもこの曲はカッコイイ。歌詞もよくできてますね。
10:「ポケット カスタネット」
これもファルセットがたくさん。
曲調が、ポップスやロックというより、
クラシックの曲に歌詞をつけたという印象を受けた。
(と思ったら、後半ストリングス〜打ち込みロックへの融合:拍手)
11:「SUNRISE」
これ好きです。サビへの入り方とか、なんだかんだ。
歌詞も具体的に言ってそうで、余白だらけなところとか。
12:「しるし」
ピアノのイントロだけですでに名曲。
13:「通り雨」
ポップな曲。そして歌詞はあるあるネタ満載です。(笑)
♪生まれた瞬間から ゆっくりと死んでゆく
そこからは もう逃れようがないから
笑っていたいんだけどな…
重っいフレーズを軽快なリズムにのせてさらっと歌っちゃいましたね。
14:「あんまり覚えてないや」
おもしろい!
でも最初のは、ちゃんと覚えてなさい!って気もする。(笑)
(それにしても、桜井さんの書く歌詞に よくおばあちゃん出てきますね。
おばあちゃん子なのでしょうか?)