ニュースによると、今夜は皆既月食なのだそうです。
地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかって月が欠けて見える現象を
月食といい、月が地球の影ですべて隠される場合を皆既月食というらしい。
[参照:Wikipedia]
まだ科学が発達していない昔、古代の人々はこういう月食とか、日食とか、
不可解な現象のことを大変恐れていたとか…。
今では何がどうなってこうなるんだ。という説明の付くものですが、
なんだかわからないものが怖い気持ちであったり、
そういう現象に対して畏怖する気持ちというのは、現代人にとって
多少は必要なんじゃないかなぁなんて考えてしまいます。
何にでもビクビクするとかそういうのではなくて、大きなもの
漠然とした恐れというか、上には上がいるというか…
そういう気持ちが根底に残っていないと、何かと暴走するのが人間なので。
ストッパー的な要素として、自分の中に枷のような暗示のようなものを
作っておかないと、間違った方へ間違った方へどんどん流されちゃうんじゃ
ないかなーと、近頃(でもないか)のニュースを見て思うのです。
子供の頃、嘘つきは泥棒の始まり だとか、
悪さをしたらそのうち罰が当るよ
そんな悪いことをしたら○○が来るよ!
夜口笛を吹くと蛇が来る(これは違うな)
なんて、いろいろ格言とか迷信めいた教えを受けた記憶がありますが、
これ、結構大人になっても頭の隅っこに引っかかってるものなんですよねー。
こういうものも、幼少期に最低限の常識を教え込むための
しつけなんでしょうか。
いまだに、悪いことがおきると、あのときあんなことをしたから
罰が当ったのかなぁと、考えてしまう瞬間があります。
いまだに、縛られてるんでしょうね。
私は宗教とか、霊的なものとか、最近で言うスピリチュアルな世界は
あまり得意ではありませんが、でもまぁ、自分を抑えるために信じるものとしては、
とても効果があるのだろうと思います。度が過ぎなければ。
とはいえ、科学とか真相を明らかにすることは大好きなんですけど、
そう何でもかんでも解明して答えはこれだ!と決めなくても、
恐いもの、不思議なものをそのままにしておくことも大事な気がする。
さて、何が書きたかったかよくわからないままに長々書いてしまいました。
最近のニュースを見てたら、感情の次に起こす行動が極端すぎて
なんでそうなるんだろって気持ちの悪い思いがあったのでつい。