昨日、家族の車に乗せてもらって近くの神社に初詣に行きました。
神社に着いて車を停車する際、うちの車の前方に、
黒い軽自動車が停まっていたのだけど、ふと見上げると
リアウィンドウ(後ろの窓)にデカデカと『影武者』の文字が
プリントされていました。さらに「○○連合」みたいなステッカーまで…。
うーん、よくあるヤン車ですね。(納得)
でも、それが停まっているのが、1月3日の神社ということで、
三が日中にちゃんと新年のお参りに来てるんだなぁと思うと、
車の外見とはうらはらに結構まじめな子のようです。
全然知らないのに、なんだいい子じゃん!とか思ってしまった。
それにしても、色んな言葉がある中で、なんで「影武者」を
チョイスしたのでしょうか? 黒い車体だから?
武者って言葉は猛々しいけど、「影」って付いてるからね。
そもそも、影武者って誰かの身代わりをする人じゃないですか。
もし、誰かの身代わりになってまで他人のことを守ろうという気持ちが
カッコイイという意味で、「影武者」をリスペクトするというのなら、
自分で「影武者」って書いちゃダメでしょう。(笑)
それは、自分の背中に「偽者です」って書いてるようなもんなんだから。
と言っても、多分、漢字のデザインがカッコイイからってポイントで
選んだんでしょうけど。なんか外人さんみたいだな。
(それとも映画「影武者」のファンか?それでプリントしてたとしても渋い)
そんなことをお参りする前の参道を歩きながら考えていたら、
すっかり「影武者さん(その車の所有者)」に愛着が湧いちゃいました。
参拝のあと、車のところまで戻ると、すでに黒い車は消え去っていました。
さすが影武者! 姿を消すの早いなぁと妙に感心するのでした。