黒沢健一さんが脳腫瘍と知った時は激しい動揺と何かわからないものへの激しい怒り。なんで!そんなこと絶対にあっちゃいけないことだと、本当は祈りより強く怒ってた。
神だか運命だかわからないそれを許さない!と
頭の中では仁王立ちで、守れるものなら守りたいと、
強く強く思ってた。
自分の命を削って持っていけばいいよ、と。
でも今は、逝去されたというニュースを知って
どうしたらいいかわからない。
力が出ない。
怒りも何も。
これが悲しいという気持ちかどうかもわからない。
実感がわかないけど、周りの声もテレビでまでニュースになるし、入ってくる情報に勝手に涙がでるだけでまだよく理解できていない。
健ちゃん、きっとすごくがんばったんだよね。
ファンに心配させないように公表はだいぶ遅らせて、
ずっと治療してたんだよね。
脳腫瘍とわかった直後にビルボードライブで
みんなの前で歌ってくれてたんだよね。
どんな思いだったんだろう。
それでも健ちゃんのことだから途中で
病気のことを忘れて全力で楽しんでたり
していたんだと想像してまた愛しくなった。
ミュージシャンとして、人間として大好きだった。
だったじゃないな。
これからもずっと好きです。
長くファンをやってたら、頭の中で健ちゃんが言いそうなセリフ、こうしゃべるだろうという話し方、身ぶり手振りが脳内再生できるんです!
ちょっとこわいでしょう。笑
頭の中に仮想の黒沢健一さんを住まわせているというか、たまにやって来て、今健ちゃんならこういうな、とか頭に浮かぶのです。
ファンは結構それが出来るんじゃないかな!?
こじれてておかしいかもしれないけど、
私は自分が死ぬまでその(仮想黒沢健一くん)を
頭の中のどこかに感じながら生きていくことでしょう。
いろいろあるし、生きることはつらい。
正直もういいや、と思うこともあるけど
好きな音楽で楽しくなったりしながら
がんばって進もうと思う。
誤解を招きそうだからツイッターには書けないけど、
いろいろ錯綜する頭の中で、
これで死ぬのが少しこわくなくなったな、
という考え方もちらりと浮かんだ。
もし死んだその先があるのなら、
黒沢健一さんやブンブンの川島道行さん
大好きなミュージシャンがたくさん
やたら豪華になってて、そっちはそっちで
フェスみたいに
以外と盛り上がってんじゃないかなんて、、
想像してみたりした。
悲しくてつらい自分を守るための想像かもしれないけれど、
身体を離れたことで楽になれてればいいなあと願わずにはいられない。
何を書いてるか自分でもわからなくなってきたからおわり。
黒沢健一さま
とにかく大好きで大切で心のささえでした。
今までありがとうございました。
これからも、思い出や音源でよろしくお願いいたします。
五日 奈良県